fu-LOW

ウロウロ浮浪する美大生の話。頭はよくない。

あけましておめでとうございます

 

今日は初詣に行ってきてお守りも買ったんですが罰当たりな事に無くして帰ってきたようです…それに加えて幸先悪くおみくじは末吉でした。

 

どうなるのか私の2014年は、と思いやられますが本年もよろしくお願いします。

 

その後は友人と初売りを物色し、

 

念願の高畑監督の「かぐや姫の物語」を見てきました!!

 

私は終始涙が止まらず、お隣のお姉さんに迷惑をかけてしまっていたかも知れませんが、本当に美しい映画で大満足でした…。

 

今思い返しても美しくて泣けますね…。

 

赤ん坊のころのタケノコの愛らしさとか野山の自然の澄み切った空気が伝わる鉛筆の線のタッチは長編アニメーションに出来るはずないと思ってましたけど、そんな固定概念を真っ向からぶちのめしてくれていました。

 

この映画は少ししかアニメーションの知識がない私にも分かるくらい本当にすごいことをしてると思います。

 

これはアニメだけじゃなくて、”手”仕事と呼ばれるものは時間もかかるし手間も気が遠くなるほどかかるけど、ずっと人間の手が触れていたものが大成していく過程をもっと多くの人が大切に出来たら、評価できるようになったら、とものづくりをしている人間は感じていると思うのです。

 

っきと私だけではなくて大概の人は忙しなく過ぎる時間に、時を感じる事を阻まれてしまっていて、心が荒んでいってるように感じます。

 

私もいつもそんな感じで、うろうろと時間を探しているのかも知れません。

 

だから行きづまった時のリフレッシュに映画を見るのが好きになりました。

 

ほんの2時間で感覚が沸き立つこの感じはとてもお得な気がします。

 

どうも他の娯楽は他人が入り込みすぎていて、最近は故意に人を避けてしまっているみたいです。

 

まあそれもまわりまわる季節みたいに、じっと寒さを耐えていつか花咲くために必要な期間なんだと思っておこうと炭焼きのおじさんの言葉で気づく事が出来たかな、と思いました。

 

根がネガティブなので過度に悩みすぎないよう、気楽に、気長に、もしかしたら今年はずっと冬かも知れないけど、ぼちぼち頑張って春がまた来たらいいなとそんなお正月を送っています。

 

新年に辛気くさい記事になってしまって申し訳なく感じつつ、ここらで今回は終わります。皆様の2014年が良いものになりますように。

 

 

 

an.